【読書感想】さかなクンの一魚一会 ~まいにち夢中な人生!~

さかなクンの一魚一会 ~まいにち夢中な人生!~

さかなクン  講談社

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あらすじ/概要:さかなクンのエッセイ。幼いころから今に至るおさかなとの関わりを書いた自伝的な内容。

 

感想:

さかなクン マジですごい、と思わせる内容。2017年 個人的ダントツ本屋大賞

 とにかくさかな愛にあふれ、何事もめげずに進んできた姿が浮き彫りになる。しかも文章も愉快で面白い。小さいな頃からさかなに関する大学の先生になるのが夢だが、さかなに夢中すぎて一般の勉強はできない。しかし、最後には大学の特別教授になるという、夢まで果たしたさかなクンに感動を覚える。それを支えた母親、また、世間に出るチャンスを作ったTVチャンピオン、やはり創造性は教育支援と機会だと思った。

 すごいのはその母親。先生との三者面談で勉強ができないことを指摘されたときに「この子はさかなと絵が好きだから、それでいいんです」「成績が優秀な子がいればそうでない子もいて、だからいいんじゃないですか。みんなが一緒だったら先生、ロボットになっちゃいますよ」と言い切って、毎日魚料理を作ってさかなクンを支え続けた素晴らしいサポーターだと思う。

 一般にこういう子はいじめられる。記事の中でもしばしばいじめられていたのでは?と思うところがあるが、さかなクンは意に介さない。さかなに夢中すぎて気づかないのである。逆に周囲が根負けして「さかなってそんなに面白いのかよ」と寄ってくる顛末。

もはや突き抜けた存在でただただ尊敬します。教育や人の成長という点でも考えさせられる一冊

 

お気に入り度:96点