車の凹み、気持ちも凹む。。。スライディングハンマーを使ったへこみ修理方法
バックの際に車を電柱にぶつけて、リアハッチが凹んでしまいました。MAZDAの文字が浮いています。しょぼん。バンパーは回復してます、すごいね。
ネットで修理方法を探して、まずはダスターによるコールドスプレー&ドライヤーの冷暖作戦をやったけれど変化なし。次に大きな吸盤を買ってきたけど、これも凹みにフィットしない。。。
というわけで、スライディングハンマーをネットで購入しました。ベントリペア工具は、ねじで引き戻すタイプが多いですが、ガンガン叩けるスライディングハンマーの方が楽ちんじゃないかな、と思ってそちらを選択。結果的に正解だったと思います。ついでにダイソーでグルーガン(200円)を購入。
スライディングハンマーの使い方はネット上でもあまり載っていないので、詳細を記します。
まずは、修理したいところをきれいに拭いて、吸盤にグルーガンで接着樹脂を塗ってくっつけます。大きな吸盤の方が接着面積が大きく、強くて良いです。寒い時期は、車体をドライヤーなどで温めておいた方がいいかもしれません。すぐに冷えると、樹脂がくっつきません。また、樹脂がちゃんと冷えて固まるまで5分以上は待った方が良いと思います。
あとはスレイディングハンマーを取り付けて、スライドするオモリ部分(写真の左手で持っているところ)をガンガン引っ張るだけ。引っ張ると手元のストッパにガツンと当たって、その衝撃が吸盤に伝わり、凹みを引っ張りあげていきます。
しばらくすると、接着剤が負けて、吸盤が取れてしまいます。1回で不足したら、何度か吸盤をつけるところから繰り返して引っ張っていきます。
なお、グルーガンの接着樹脂は車体にくっついて取れにくいですが、消毒用エタノールで拭きながらとったら、ペロッとあっさりきれいに取れました。
最終的にこんな感じ。
もう少しやれそうだったけれど、時間の都合でここで切り上げました。まだちょっと凹んでる感はあるけれど、文字の浮きは無くなったので、良しとします。
プロの仕事じゃないので完ぺきではないけど、数千円の出費でここまでできれば、十分に良かったのではないでしょうか? 直し方が分かったとはいえ、安全運転にも気を付けます。