IFSCクライミングワールドカップin八王子 ~ボルダリング決勝 2019/8/13
東京オリンピックの新種目、スポーツクライミング。近所にジムがあるので、子供が習い事として通っています。東京オリンピックのチケットも応募したけれど、あえなく落選。悔しくて、何かないかと思ったら、夏休みにワールドカップ(W杯代表選考も兼ねる)を八王子でやることがわかり、しかもチケットがまだある!
というわけで行ってきました。注目種目のボルダリング決勝。なんと終日にわたって準決勝から男女両方とも見られるという大盤振る舞いなチケット。これで価格も数千円。花形種目の世界大会がこんなにも簡単に見られることに感謝しました。会場はこんな感じ。海外だと屋外の会場も多いけど、こちらは室内。冷房も効いていて快適、かつ距離も近くてよく見えます。
新潟帰省の戻り途中に寄ったので、到着時はお昼過ぎですでに女子準決勝は終わっていて、男子準決勝。4課題を時間入れ替え制で同時にやります。中央が優勝候補の楢崎選手。手前は藤井快(こころ)選手かな?県内出身で近所のジムにも通っていたそうなので、ぜひ頑張ってほしい!(実は大会の少し前にも、ジムに顔を出していったらしい)
準決勝が終わって、決勝までしばらく間が空きます。その間に壁の課題を女子決勝用に付け替えてました! 競技の裏方さん、素早い付け替えすごいです。
空いた時間にサブアリーナでは、ボルダリング体験をやってくれていました。せっかくなので、子供は体験。普段見ない大きなボテも多くて、レベルも多様で楽しそうでした。
ついでに、応援パネルでも写真撮影。
今回オリンピックに選ばれた楢崎、野口さんもいます。パネルどころか有名選手が普通にお客さんの中を歩いていたり、近所のコンビニいたり、トイレにいたりしてビックリしました。まだマイナースポーツなのか、選手との距離が近いです。楢崎選手もすぐ目の前を歩いている!意外と小さい。
そして決勝。決勝は雰囲気が打って変わって、クラブ風。一人ひとりスポットライトが当たって、競技をします。
まずは女子。やっぱり世界王者ガンブレット選手が強かった!危なげない登りでした。でもめずらしく登れない課題があって、それを別の選手は登れたりして、セッターとしては、してやったりだったでしょう。
競技をたたえあうガンブレットと野口。野口さんは今回2位で、最終的にオリンピック代表に選ばれました。
続いて男子。男子はやはり楢崎智亜。なんというか、小柄なのに野性味あふれる執念とイマジネーションの登りは、芸術的な感じがします。他の人が苦労している課題を何事もないかのように登ってしまうのがすごかった。
というわけで1位でした。その後、オリンピック代表選手にも内定です。
なかなか世界一の競技を見ることはないので、すごくすごく楽しかったです。肉体の美しさを感じました。また観戦したいです。