TAKEUMA’s blog

大人になった未来の我が子に向けて。父と君たちとの『今』を伝えるためのブログ

アマリングが消えた! バイクのタイヤ交換とステップ位置変更

年末の車検でリヤタイヤの交換をしました。ブリヂストン BATTLAX S22。

とても良いタイヤでした。前のタイヤが古くなって固かったのか、新しいタイヤはバンクしたときにちゃんと接地感があります。暖かくなってきたら、なおさらグリップが増してます。カーブ後半でガンガンアクセルを開けられる・・・ これがトラクションか。

 

アクセルを開けられるようになってきたら、ステップ位置がどうにも気になり始めました。加速するときに、もうちょっと後ろにあった方が体を支えやすい。だからこそのバックステップなのか、とようやく納得。ステップ交換って、深いバンクの時にこするから高くしたい=ハイステップじゃないのかなと思っていましたが、勘違いでした。加速時の体を支えつつ、後輪に荷重をかけるために後ろめにいてほしいからバックステップなのです。

 

バックステップなんてお金ないよ~  !! そういえば、私の乗っているGSXは純正でステップ位置が変えられるのでした。。。というわけで早速ステップ位置の変更をしてみました。

 

左側ステップを外したところ。標準は左上のねじ穴に止められています。それを右のねじ穴に止めることで2、3cm後ろにずらすことができます。

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ブレーキペダル側は根本2か所だけで簡単だけど、シフトペダル側はシフト側にもネジがあって苦労しました。

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シフトペダルの軸の先端は、座金に切り込みを入れたようなサークリップがついています。専用工具を持っていないのでラジオペンチで無理やり広げて外しました。また、このシャフトは奥の方に六角が作られているので、外すにはディープソケットレンチが必要でした(作業途中で買いに行くことになりました。ついでにネジロック剤も。)

ようやく交換完了。ちょっとだけペダルの位置が後ろにずれました。

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さて、変えた後のインプレッションは、、、

正直、変わったかどうかよくわかりません。日常的に乗る分には、何の変化もありませんでした。ただ、「ステップがもうちょっと後ろにあるとしっくりくるのにな」と思うことがなくなったので、効果があったみたいです。カーブでアクセルが開けやすくなりました。

 

 

ところで、わかったような偉そうなこと言っていますが、私はとても遅いです。早く走りたい、よりも、安全に走りたい。だから、特にカーブの進入速度は遅いです。目安としてはカーブを入口減速なしでも余裕で曲がれる速度。

 

そんなゆっくりペースな自分ですが、タイヤ交換とステップ位置変更の結果、リアタイヤを端まで使えました!

出口に向かってちゃんとリアに荷重をのせながらアクセル開けることを意識していたら、タイヤが加速荷重でつぶれて、端の方まで地面に接触してくれるようになったみたいです。タイヤの接触面積が増えるので、パーシャルよりもむしろ安心感が増しています。そして、アマリングがなくなりました! リアタイヤ端のあまりはスピードやバンク角ではなく出口の加速荷重だったのだと、改めて思いました。

 

アマリングを消すためにスピード出すとか寝かし込みを深くするとか考えている人、危ないからやめましょう。遅いペースでも、カーブ出口の加速の時にタイヤの接地感を増やしていけば、消えてくれます。

 

バイクに乗って15年、今のバイクには5年。ようやくの発見です。 成長遅っ!(笑) でも、少しずつでも、何年たっても、成長できるからバイクはやめられないです。