骨折後、初めてのランニング
骨折から3か月弱、まだ足首の柔軟性は回復せず、むくみも残っています。歩き方が未だにぎこちない・・・ が、まあ走れるんじゃないかと思って、軽く近所の川沿いをランニング。
(後日談) どうやら足首の柔軟性の無さは、人工じん帯を入れて、開きすぎた関節を寄せたためらしい。他の骨折経験者では、骨と筋力低下の問題はあったけど、関節の可動域が狭くなることは無く、骨が治れば普通に動かせたとのこと。
始め10分はウォーキング。やっぱりぎこちなく、熟練ウォーカーとおぼしきおば様にさっそうと追い抜かれる始末。
その後、できる範囲で走り始める。やっぱり走るって気持ちいい~ でも、早く走れない。不思議なほど足が出ない。なんでペースが上がらないのか不思議なくらいキロ8分~9分ペースしかできない。走るってどういうことだっけ?と考えながらのランニングが続く。
心肺はまだ余裕なので息は上がらないけど、少し汗は出てきた。いろいろな足の動かし方を試したけど、まず大股は無理。足首がぎこちない。それならとピッチ走法もなぜかペースが上がらない。。。わからない。ひとまず40分位走ってようやく5km。
最後にちょっとコツをつかんで、骨盤が後傾して腰が引けていた様子。ちょっと腰を前に押し出す感じで良くなってきた。それでもキロ7分半。
無理は禁物。賞味1時間 ウォーク1kmとラン6kmで終了。それほど疲れは無い。が、翌日右足と上半身が軽く筋肉痛。やはり筋肉は衰えている。ランニングは全身運動なんだと実感する。これから鍛えがいがあります!
子供部屋のワックスがけ
毎年のGW恒例行事、部屋のワックス掛けをしました。
いつもは子供が学校に行っている隙にやりますが、今年は子供もお休み。ならばいっそ子供たちに子供部屋のワックスがけをやってもらい、部屋に愛着を持たせよう、という作戦。まだ子供部屋を与えてないですが・・・
まずは物を別の場所に移動して、掃除。その後、床にこびり付いた染みやクレヨン?の跡を消しゴムで1か所ずつ擦り取ります。ゴミや染みの上からワックス掛けると埋まって取れなくなってしまうので、できるだけきれいにしておきます。子供達も最初は取ってくれていたけれど、だんだんと消しゴムのかすをつなげることに夢中に。。。
身長くらいの長さになりました(笑)
しみ汚れがとれたら、ようやくワックス開始。塗ったところはツヤツヤに。塗り残しが無いか確認しながらかけていきます。
正直言って掃除が8割、ワックスは2割。ワックスがけそのものは30分もかからずに終わりました。子供達もむらなく上手に作業してくれました。
ツヤツヤの仕上がり。子供部屋は4年ぶりに掛けたので、見違えるようです。愛着をもって部屋に入居してくれるかな?
ビーナスラインツーリング,レアな逆さ虹も 2019/4/28
10連休のなが~いGWが始まりました。足も治ってきたことだし、友人とビーナスラインにツーリングに行くことに。
当初は日帰りの予定でしたが、体力的に大変になりそうなので、前日夕方に諏訪まで移動して、マンガ喫茶で一泊してから翌日登るプランにしました。結果的に大正解。たまたま冷え込みのきつい日だったので、諏訪に着くだけで芯まで冷えて、凍えそうでした。道中の温度計は6℃! 真冬です。とてもそのままビーナスラインまで直行する気にならなかったです。
余談ですが、泊まったのは友人が調べてくれた諏訪インター近くのマンガ喫茶。これが超快適でビックリでした。鍵付き防音個室(!)で、1.5畳くらいのフラットなマット付き。ブランケットもあって、足を延ばして寝られます。さらに外出自由、シャワー無料(タオル付)、朝食もパンとフライドポテト無料。至れり尽くせりです。 『進撃の巨人』読んで楽しんじゃいました。。。
休息して体も温まったので、翌朝9時前に出発。いざ2度目のビーナスラインへ。1度目はこちら。いつ来ても最高の道です。
標高が上がるにつれて寒かったけれど、今日は風もおさまって、空気も澄んで遠くの山々が良く見渡せます。富士山も見えました。蓼科の別荘地から、車山、霧ヶ峰とどこも混雑なく快調に走れました。
霧ヶ峰にはグライダーの発着場があるみたいです。こんなところ飛べたら気持ちいいだろうなぁ。今来ている研修生が、学生時代にやっていたそうです。
いろいろ寄り道しながら、ようやく頂上の美ヶ原高原美術館&道の駅に到着。雪、積もってます。
さすがにバイクがいっぱい来ていました。皆さん楽しそう。背後の北アルプスも良く見渡せます。
うろうろしていたら、みんな太陽の方を見ている。何かと思ってみたら、輪っか。そして虹!
調べたら環水平アーク(逆さ虹)とハロとのこと。レアな現象らしい、、、見られてラッキー。
帰りにそばを食べました。たまたま通りかかって立ち寄ったお店『蕎麦の郷』ですが、なかなかこだわりの十割そばでした。最初に水だけで食べる「水蕎麦をどうぞ」とのこと。ちゃんと蕎麦の味がして最後までおいしかったです。
以上、久しぶりに遠出ツーリングを満喫しました。寒かったけれど、天気にも恵まれて、レアな虹も見られて最高でした。
二人で行くのは初めてだったけれど、不安なくいろいろ立ち寄れるし、寂しくなくて良いですね。終始ナビをしてもらっちゃって、本当にありがとうございました。次回もよろしくお願いしま~す。
参観会
日和も良く、小学校の参観会に参加しました。
休み時間から行ったけれど、子供のなんと楽しそうなことか。クラスをまたいで走り回ったり、音楽(オリンピック応援ソング『パプリカ』でした)を流しているクラスがあったり、自由な雰囲気で良かったです。
こちらの学校、チャイムがないんです!時間になると、静かになって開始の挨拶をして始まる。ちょっと新鮮です。
一年生のころは落ち着きのない人も多かったけれど、歳を追うとみんな落ち着いてきて、しっかり授業を受けていました。
親目線でみると、意外と先生って個性あるな、と思います。先生ペースで授業が進んでこわい人もいるし、子供に寄り添って丁寧だったり。子供にはぜひいろいろな人に接してほしいです。世の中に出たら、いろいろな人会わなければいけないので、無菌室よりよっぽど過激な経験をしてきてほしい。
そういえば、誰かが、学校ってお金を払って思いっきり失敗してくる所と言っていました。確かにそうかも。世に出たら失敗できなくなってくるので、今のうちにいっぱい失敗しておいで。
本当に大事なのは、失敗かどうかじゃなくて、その先にあります。失敗にどう対処するか。 そして、次に失敗しないためにどうすれば良いか。 それを考えることが大切です。(・・・と自分にも言い聞かせたい。)
バイク乗りたい病 ~くんま水車の里
骨折から2か月弱。子供は子供会のイベントで出かけているし、医者の(車と自転車の)許可も出たことだし、バイクに乗ってみました! こんなにいい季節に乗れないなんてっ!!、とウズウズしていました。
さっそく乗車。いきなりだけど、道の駅 くんま水車の里まで行っちゃいました。桜舞い散る山あいを走るのは、本当に、本当に快感でした!
(桜の大木。奥は梅です。)
さっそく感想。押し引きはちょっと力みづらくて、平地はいいけど坂は厳しそう。乗った感じはおおむね大丈夫。ただし、ブレーキの踏みこみがちょっと甘くなります。また、カーブでニーグリップしたときに、右ひざを落とす感じで腰を入れると、足首が鋭角になってきついです。でも、乗れなくはないな。
どうせ右足は乗車中は地面に着かないし、これなら恒例のツーリングも行けちゃいますよん!
それでも、花より団子です。
右足 腓骨骨折⑥ 手術1か月後 ~松葉杖からの解放。そして人間になる。
前の記事:右足 腓骨骨折⑤ 手術10日後 ~車の運転 - TAKEUMA’s blog
事故から約1か月半、手術から1か月ちょっと、診察に行ってようやく松葉杖無しでOKの許可がでました。レントゲンでも骨の破断箇所がほとんどわからないくらいに回復しています。車、自転車も公式にOKです!
痛みは無く、歩けています。でもまだぎこちない。痛くないし動けるのに、どうして、ぎこちなくなるのか自分でもわからない。。。スムーズに歩くってなんだろうと、考えながら歩いています。どうやら足首の動きが硬く、特に鋭角に曲がる方がうまく動いていない。理学療法士さん曰く、組織が回復している部分はしばらく周辺の腱や筋肉も巻き込んで固まって蘇生するらしく、そこで足首を動かす腱も拘束されて、動かなくなっているらしい。拘束が解かれるように、縫合の傷跡を軽くもんであげてください、と言われました。
さて、松葉杖生活は結構苦労が多かったですが、それでも生活は悲観的じゃなく、やれることの方が圧倒的に多かった。ただし、動作に時間がかかることを前提に動く必要があります。これって、雪国の生活に似ているなと思いました。雪が降ると皆さん当たり前のように、雪かきの時間や、道路ではスピードが出せないから交通がのろのろと遅くなる。だから、朝早く出るようにしたり、雪対応をしています。私は最初それを知らなくて、いつも通りに出かけて遅刻したけど、要するに時間がかかる、という前提で動けば何も支障がないし、皆さん自然とそうしていました。松葉杖も同様に時間がかかる前提で動けば、何でもできます。
そんな中、唯一困ったのは意外にも給茶機。紙コップで1杯くむまではいいのですが、コップを持ってそこから一歩が、動けない。給茶機の前からどけない。だから、次の人がいるとすごくプレッシャーでした。ちょっと飲んで、口に紙コップをくわえて一歩動くことで、何とか対応していました。うまく動かないとお茶がゆれてあちちっ、ってなります。松葉杖が不要になると、一歩がすぐに動けて、非常に楽になりました。『手で持って動ける』というのは大きな違いです。
これって人間の2足歩行が、偉大な進歩なのだと実感させられる体験です。それまでの4足歩行では、モノを持つ、運ぶというのは特殊作業で、せいぜい口にくわえる分だけしかできない。なので、運ぶという概念があまりなく、モノはその場にあるもの(場所の付属物)であって、自分でモノを制する気にはならない。ところが、両手でモノを運べると、どこかに集めたり、道具をもって行って加工をするなどもできて、モノが場所から解放され、人がモノを制することができるようになります。世界とモノの関係性の認識がずいぶん大きく変わることが分かりました。2足歩行は、人類が世界との関わり方を変える偉大な進歩なのだと実感しました。
さて、あとは休息とリハビリで、骨と筋肉を回復させて正常に戻していくだけです。
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